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e komo mai


おひさま。です。2児のmamaしながらハンドメイドしています。よかったら仲良くしてください^^
by hi_na_ta_bocko
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3.11を忘れないために…4

何度もある余震にそのたび起こされながら、気づくと夜が明けていた。
明るくなるのを待って、行動開始。

とりあえず、家の中のガラスを片付けないと…と、ばーばたちは行動開始。
私は旦那にひ~とあ~を預け、保育園の片付けへ、出勤。

こんなときに仕事かよ…って正直思ったけれど
いつもの顔を見ていると安心したりもした。
遠いところから出勤している先生の中には
通行止めになっていたり、ガソリンもないしで車中泊した先生もいたみたいでした。

月曜日に電気水道が復旧していれば、保育園を開園する、と。
なので、お部屋の片づけをするとのこと。
お部屋の中は…

普段の、担任のきれい好き度がものすごくでていました(笑)
きれい好きの先生のお部屋はクローゼットの中のものがおちても、それほどではなかったし
ずぼらーズの先生のお部屋は…「日が暮れちゃうよ??」って感じだったし^^;
私がどうだったかは…ノーコメントで。

そのあいだに担任持ってない先生たちは
お釜?でご飯を炊いててくれました。
我が家は、ちょうどお米を切らして注文中だったため…家の中にお米が一粒もない状態だったので
涙が出そうなほど嬉しかったです。
昨日の夜からまともなものは食べてなかったけれど
ひ~とあ~に食べさせてあげようと、こっそりバッグの中にしまっていたら。

何人か仲良しの先生に呼ばれ
ひ~とあ~にあげて、とご飯をもらいました><。
ほんとにありがたかったです…。

3時間ほどでかたづけを終え、
我が家はトイレのドアが歪んでいてあかず、トイレが全く使えなかったので
保育園でトイレを借りて、帰宅。
私と旦那の車はちょうどガソリン満タンにしたばかりで心配なかったけれど
ガソリンがやばいね、というのが一番の心配事でした。

帰りみち、近所のスーパーはものすごい行列。
100人くらいは並んでいたんじゃないかと思うほど。

うちに帰ると、じーじとばーばがスーパーに並んできた、と食材をゲットしていました。
午後からはガス屋さんが点検に来て、ガスが使えるように。
でも…肝心のお米がない><。
米さえあれば…お鍋でご飯炊けるのにね。。。

でも、ガスが使えるようになったので、あたたかいスープやおうどんが食べられるようになりました。

幸い、飲み水もウォーターサーバーがあったので確保できていました。
給水所に行って、洗い物なども水もゲットし
(次からは昨日泊まったおとなりさんちの自家発電で井戸水をいただけました☆)

ひ~とあ~は、不安そうにしていたものの
家の中より外のほうが明るいしあたたかいと言って
庭にレジャーシートをしいて、ブロックや折り紙をして遊んでいました。

その間に大人は、ちまちまと庭の地割れを埋める作業。
もっのすごく気の遠くなるような作業でしたが。。。
とりあえず、夕方までには、なんとか車を止められるように。

暗くなるころには寝よう、と明るいうちに夕飯をすませ
7時には就寝。
相変わらず、電気や水道が復旧する様子はなく…
布団で眠れるのはありがたかったですが
余震の恐怖や、不安は消えなかったです…。

3日目…
# by hi_na_ta_bocko | 2011-11-13 16:10 | family

3・11を忘れないために…3

そして、その揺れもおさまり、少しずつ落ち着いてくると。
気になるのは、旦那のこと、ジジババのこと、おうちのこと。

お部屋におむつと着替えを取りに戻る先生にケータイも持ってきてもらえるように頼み
ケータイを手にして、メールを確認。
車で1時間くらいのところに職場があるジジババははたして今日帰ってこれるのだろうか…
海の近くに仕事で行っている旦那は大丈夫だろうか…
一人でうちにいるおっきいじーじはどうしているだろう。
不安は尽きない。

受信メールを見ると、ばーばから。
”大丈夫?外に避難したよ”と。
とりあえず大丈夫らしい。
そして、旦那に電話をかける。
「お客様の御掛けになった地方へは、現在回線がこみあっています・・・」
とのアナウンス。
もう一回かけてみると
奇跡的にコール音が鳴る。
しばらくして、コール音が途絶える。
「もしも~し?」と、何事もなかったかのような旦那ののんきな声。
大丈夫なようで一安心。
おっきいじーじのことは、営業所に帰る前に様子を見てきてくれるとのこと。
こっちも一安心。

でも、現実は厳しい。
相変わらず、電気がつく様子はないし、不気味な地響きとともに余震もある。
そのうちに、なんとかケータイのwebにつながったという先生が
「東北地方で大きな地震だって…このあたりは震度6強」

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# by hi_na_ta_bocko | 2011-03-28 01:34 | family

3・11を忘れないために…2

ホントに正直なところ、子どもを守る以前に
「誰か!!私を助けて!!」と思ったりも。
心臓がバクバクいい
思わず「ギャーー(ノ△T)」と叫ぶ私。
でも、叫んだら現実に戻り
ホールで卒園式の練習をしていた年長児が外に走っていくのが見える。

外に出るのか!!と気づくも
8人の乳児を3人の大人でどうやって…!!
そう思った時
上司の登場。
「誰か!!ベビーカー持ってきて!!!」
あ、そうだ4人乗りのバギーがあった、と。
バケツリレーのようにして子ども4人をバギーに乗せ、上司が一人かかえ
3人で一人ずつ抱っこして、バギーを押しながら外へ。

いつもは避難訓練の時、ヘルメットをかぶっていくのですが
もちろんそんな余裕はなし。
慌てながらも
避難訓練なんて役にたたないなぁ…なんて脳裏をかすめていました。

そんな中、裸足で外へ出ればいいものを
私は一瞬の間で、先生たちの靴を用意し
同じクラスの先生は避難訓練の時に必ず持っている出席簿を握っていました。
この行動は落ち着いた後で笑い話になりましたが
とにかく、その時は子どもたちで頭がいっぱい必死でした。

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# by hi_na_ta_bocko | 2011-03-28 01:14 | family
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